ゴールデンクラブ

11 ゴールデンクラブ コットンコーデル社 アメリカ

コーデル社は,、現在PRADOCOの傘下に入っていますが、このルアーメーカーの歴史は古く、レッドフィンやBIG−O等の名品を世に送り出した事でも知られています。
このルアーは、1970年頃にアメリカに旅行した友人が買って来てくれた物で、当時関西にはまだブラツクバスのいるフィールドが無く、ライギョやナマズを釣るのに使っていました。良く似た形のルアーに、アーボガスト社のマッドバグやボーマー社のボーマーベイト等がありますが、このルアーも同じタイプでもとはザリガニのイミテーションから始まったのでは無いかと思われます。樹脂とアルミ製のリップで出来ていて、中には鈍い音のするラトルが入っています。バス用に設計されたディープダイビングルアーで、私の記憶では、このルアーでバスは一匹も釣った事がありません。何しろ水の抵抗がやたら大きく当時のグラス製バスロッドでは、ロッドが折れる心配もありました。1973年頃には、日本にも輸入されたらしく東京のショップで売っているのを見ましたが、関西では最後まで見る事はありませんでした。その頃、よく「そんなもんで、釣れる訳がないで…」と言われたこのルアーも、今だと池原ダムや七色ダムで威力を発揮するのでは…と時々思いますが、どう見ても再び使う気になれず私の部屋の片隅にぶら下がっています。



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