ミニスピン

27 ミニスピン ギルフィン社 イギリス

このルアーを見れば、どこの国のルアーか一目で解ると思います。ブレイドに国旗がそのままデザインされたスピナーは、おそらくこのミニスピンだけでしょう。 私がルアーを始めた頃は、スピナーと言えばABUのドロッペンとメップス社のアグリア、それにルブレックス社のセルタが主流でしたが、まれにマイヤー社やこのギルフィン社のスピナーを使っていた人もいました。関西でスピナーと言えば、常設釣り場のニジマスと源流部のアマゴ狙いには、欠かせないルアーでした。1975年頃には、紀伊半島の吉野川や鳥取県の千代川でも30cmを越えるアマゴがよく釣れたものでした。しかし、最近では30cmどころか20cmクラスのアマゴさえ少なくなってしまいました。それに成魚放流が盛んになり、源流域でも尾ビレの丸いアマゴや本来いないはずの系統のイワナが釣れたりします。日本の渓流もここ迄来ると、もう終わりと言う気がしてなりません。



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