ミッチェルスピナー

9 ミッチェルスピナー ミッチェル社 フランス

308、408等の卵型ボディで親しまれたフランスのリールメーカー(ミッチェル)のオリジナルスピナー。 このスピナーは、多分1970年頃梅田の十字屋釣具店で買った物だと思う。 ミッチェルと言うと当時、ABU社のカーディナルと人気を二分したリールメーカーで、今でも308や408のモデルはマニアの間ではプレミアムアイテムとなっている。 このスピナーは、一つ一つがプラスティックのケースに入っており、ケースとブレイドにはMITCHELLの刻印が打ってある。 それに、驚いたのは一方のスピナーは当時でも珍しいツインブレイドになっているのと、ボディが中空でフックのアイ部分を固定しクリアランスを少なくする事によって、フックアップの率を高めるデザインになっている事である。 しかし、実際に使ってみるとツインブレイドの前のブレイドの回転が悪く、どちらかと言うとスピナーの最大の弱点である糸ヨレを防ぐ為かも知れない。だとすると、この時代に ここ迄考えたスピナーがあったとは? もしかすると、このミッチェルスピナーは大変な優れものなのかも?



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