探検釣行記 国内編
滋賀県 琵琶湖

二投目にヒット! 117センチ! GET!

琵琶湖は国内最大の淡水湖で、滋賀県の面積の約60%を占めています。又、琵琶湖は、今も漁業をされている漁師さんがいてニゴロブナ・ホンモロコ・ビワマス・イサザ・小アユ等を取って生計を立てています。ニゴロブナは琵琶湖名物の鮒鮨に使われ、ビワマスは塩焼きや刺身にされますが、新鮮なビワマスの刺身は絶品と言われます。ホンモロコ・イサザ・小アユは、佃煮にされ、全国に出荷されています。しかし、琵琶湖と言うと何と言っても、あのビワコオオナマズではないでしょうか?ビワコオオナマズは、琵琶湖の特産種で、在来の日本産淡水魚では最大の魚です。(2002年10月現在)私は、このビワコオオナマズのオールタックル世界記録(17.2Kg)を保持していますが、1998年の夏に湖東で20キロを越えるビワコオオナマズを釣り上げた事があります。(20キロ計りで計りきれなかった)しかし、沖ノ島の漁師さんの話では、過去に30キロを越えるヤツがエリにかかった事があると言っていました。それに、この琵琶湖には日本産ナマズ類の3種類(ナマズ・イワトコナマズ・ビワコオオナマズ)全てが、生育しています。1999年の夏に釣雑誌「関西のつり」丘洋社の取材で、琵琶湖の今津へビワコオオナマズを釣りに行きました。この時のメンバーは私と丘洋社の松井社長、それにSPLASHのメンバーで、このホームページを管理している浅井啓司氏の三人で、PM10時頃にポイントに到着。タックルをセットし、軽く糸慣らしのつもりで投げた2投目に何と、いきなりビワコオオナマズがヒットし117cmをGET。今日は付いている!と思い三人ともこのポイントで粘る事になりました。しかし、その後は私と浅井氏がブラックバスを釣っただけで、ヒットはありませんでした。午前0時を過ぎてから、少しポイントを移動そこでは浅井氏にヒットがあり、釣れたのは普通のナマズ。続いて私にもヒットがあり、今度は50cmクラスのイワトコナマズ。そして、明け方に遂に普通のナマズを釣り上げ、一夜にして同じ場所で日本産ナマズ3種類を釣り上げ、ナマズのグランドスラムを達成したのでした。(同じグランドスラムならフラットのターポン・パーミット・ボーンフィッシュの方がいい。)この様に、1日で3種類のナマズを釣り上げる事が出来たのも、琵琶湖ならではと言う事でしょう。

普通のナマズ イワトコナマズ ビワコオオナマズ


それに、もう一つ琵琶湖で有名なのは、幽霊と怪奇現象です。私の釣友の多くは夜の琵琶湖で説明の付かない不思議な体験をしています。中でも多いのが、ビワコオオナマズ狙いで出かけた際に雨が降って来て、車の中で仮眠しているとコンコンと窓をノックされ目を覚ましてみると、雨に濡れた窓の外に人影が写っていて誰かと思いドアを空けても誰もいない・・・とか。私も一度、石田川の河口で不思議な体験をした事があります。その時は、釣友の谷川氏と深夜の琵琶湖に立ち込んで釣っていたのですが、谷川氏が左前方の湖面から30メートル位上空をゆっくりと飛行するオレンジ色の物体を発見!「あれ、何?」と聞かれた私も「ホタルかな?」と言ったもののホタルがオレンジ色な訳が無く、その物体?はゆっくりと左から右に移動し、最後は糸を引く様に消えて行ってしまったのです。流れ星でもないし、あれはいったい何だったんでしょうか?今も、谷川氏とその時の話をしますが、そう言えば取材の日、何故か松井社長は私と浅井氏の側を離れ様とはしませんでした。後で聞くと、松井さんはこういう話が大の苦手だそうです。多分、道中の車の中で私が幽霊の話をした事が原因かも・・・松井さんゴメンナサイ。しかし、もっと怖い話があります。京都に住むY君は、夜に琵琶湖に立ち込んでペンライトの明りでスイベルを結んでいる時、ふと!人の気配を感じて前を見てみると、霧のかかった湖面の上を鎧を着た10人くらいの落ち武者の霊が歩いていたそうです。寒むぅ〜

リリース 美しい湖北の夜明け これがビワコオオナマズだ!



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