パワーアップの予感

畦田 昇司
玄達 フライで鯉

 40歳という年齢を間近に控え、今日までの私の釣りを振り返ってみました。
本当は釣行記か何かにすればよいかな?と思ったのですが、大したこともしてないし、したとしても殆ど失敗に終わってますのでやめておきます。
これは大変平凡でつまらないものとなっておりますが数少ない写真と共に載せて頂く事になりました。  

室戸岬沖

 私の釣りはお約束の野池の小鮒釣りに始まり、時には友人と始発電車に乗り込み川や海に出掛け、また眠気をこらえてイレブンフイッシングや我ら釣り天狗なるテレビ番組を見て、エキサイトしていました。年齢で言うと釣りキチ三平と同い年ぐらいでしょうか? ルアーも始めてはいましたが、中学二年になってあっさりやめました。他にもっとエキサイティングな事に出会う年齢じゃないですか?色んな意味で・・・高校に入っても、めったに釣りはしませんでした。単車、異性、音楽、他にも遊びたい事だらけで、このぐらいの年齢も釣りしかしないと言う人は、相当なマニアな方だと思います。 二十歳も過ぎて現実の生活に直面した時に、あまりの収入の少なさと、忙しさに、あれもダメ、これもダメ、その時残ったのは、釣りくらい?? 久しぶりにロッドを振ったら、バス、鯰、雷魚など、本当によく釣れました。今から15〜16年前でしょうか? これは本当に楽しく、ここから又再スタートです。 フライもその頃始めました。
とは言うものの、淡水魚の冬は厳しく、かと言って もう年中釣りをやめれる様な状態ではなかったので、冬のターゲットとして、シーバスに走りました。
シーバスに関しては書く事があまりに多すぎて省きますが、最初の一尾を釣るのに30回位ボウズを喰らっていると言う事と、その後は年間100〜300尾を12〜13年位続けていると言う事くらいです。 あとは年間に5〜6回、日帰り圏内でのジギングに行く程度です。現在の自分のパワー、バランス、立場を考えたらこれ位で納得しています。
 以前は、人の釣果に振り回され無理をしている事も多かったのです。 釣りと言うのは、魚との勝負もありますが、大部分の人の心を燃え上がらせるのは、人との勝負で釣りたい、勝ちたい、自慢したいと言うのが本音で、それはそれで大変結構なのですが、あまりに色々な面でハンディーのある遊びですから、相当な抜け駆けをするか、余裕のある人、いつでも行ける人が結局は釣ります。 同じ土俵に立つ事も出来ないのに、人の釣果をうらやましがるのも愚かな事です。

加太沖

 近頃は、魚だけを見つめるより、トータルでの釣りを楽しんでいます。 利害関係の無い異業種の同行者との会話や、飲食。 又一人での釣行は、お気に入りのCDに缶コーヒーetc.・・・世のお父さん方、結婚後家でゆっくり音楽を聴いた事あります??私の家が狭すぎるからでしょうか? 車の中くらいでしか聴く所も無いのが私の現実です。 そんなこんなで私の30代も来年には終わりますが、逆に40代は、パワーアップする可能性も大いににあります。よほどの事がないかぎり、これは やめられそうに無いので、又誘って下さいね。

西島 室戸岬沖



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