若狭湾シーバスサミット2003

橋本 靖


2003年11月1日(土)
Splashの若狭メンバーが主催する若狭湾シーバスサミットも、おかげさまで今回で4回目を向かえました。2000年にたちあげて以来早4年、初年度はたった15人の参加者でしたが、回を重ねるごとに参加者も増えていき、今回は50名近い参加者がありました。そもそもこの若狭湾シーバスサミット(以下サミット)をはじめたきっかけは、シーパスフィッシングという同じ趣味を持つものどうし、他のクラブの人達との親睦を深め、技術の向上や様々な情報を交換する場をもうけようと言う事ではじめました。そのためメーカーなどの協賛を一切受けずに、ピュアな精神でしかも誰でも気軽に参加できるようになっております。今回は、若狭湾を中心にシーバスフィッシングに精通しているSplash・シーゲート・パープルライズ・SFC・フックアウト・ナイトクラブ・アウトロー・などのクラブや地元シーバスフリーカーも、多数参加してくださいました。
会場は今年も福島渡船さんの待合所でおこないました。実行委員長の福島さん、毎年のことながらありがとうございました。さて、今回は昨年とは打って変わっての好天に恵まれたおかげで雨の心配もなく、一安心でした。そんななか、昼の12時に開会式がおごそかに行われ、昼食をとりながらスタッフは段取りの最終確認を済ませていよいよスタートとなりました。今回のサミットの参加者は約50名、昨年のおよそ倍である。そのため急遽バーベキューを増やさなくてはならなくなりました。ところが万人の知恵と言うか登場したのはなんと500Kgはあるかと思われるH鋼、たしかにこれなら幅をとらずにみんなが横並びになれて大勢の人が座れる、問題は非常に重たいことだけ・・・。そんなものを用意しながら夕食の準備も終わるところ、早速70cmオーバーが上ったとの連絡が入り、活気付くスタッフ一同、ちょうど夕食が始まるころ検寸にもどってきたのが「フックアウト」の吉田さん。検寸すると75cm!さいさきのよいスタートとなりました。その後、続々と受付にきた方々も、早速75cmが釣れたとあって、腹ごしらえもそこそこに皆さんポイントへと向かって行きました。他人の釣った魚をみるとアングラーの血が騒ぐというやつでしょうか。
しかし、初日は実際釣りに行っている人も少なく、釣果はあと1匹45cmが上っただけでした。夕食会では常連のメンバーや、今回初参加の人達とも情報交換が出来て大変よかったと思います。PM10時となり、とりあえず初日は無事に終了しました。
夜中に到着してポイントへ向かう人も大勢いたので、受付はもちろん24時間体制。天候が良かったせいもあり、夜中もさほど冷え込むことはありませんでした。

外道のハマチは生造りに・・・ 海の幸を使ったバーベキュー 松浦氏の81センチ(由良川にて)


11月2日(日)
 朝7時、受付の方もほぼ終了となったので、しばしの仮眠。
目が覚めてしばらくすると「ナイトクラブ」の弦川さんがなんと82cmの立派な丸スズキを持って帰ってきました。もちろん逆転の暫定1位!「パープルライズ」の白水さんからも72cmが釣れたとの情報が入ってきて、本部で待機していた参加者の中には、またポイントへ向かって行く人もありました。結局、今回はリリースしたシーバスも含め、合計12本のシーバスがキャッチされ最大は82cmでした。
AM9時、今大会のメインでもあるバーベキューの準備にとりかかる。今回も、日本海ならではの豪勢な食材が用意されました。生きたワタリガニの丸焼きや、サザエの壷焼き、それに外道につれたツバスやサワラを調理師の経験のある白水氏と中谷氏が絶妙の包丁さばきであっという間に姿造りへと、ちょっと都会では味わえない若狭湾の海の幸を堪能していただきました。
昼食の楽しいひと時の後、結果発表・表彰式・豪華商品をめぐってのジャンケン大会など、おおいに盛り上がり今回のサミットも無事終了する事が出来ました。
 出来れば、来年もやりたいと思っていますので、今回参加していただいた方々は次回も是非参加していただき、大いにサミットを盛り上げて下さいませ。

パーティー風景 恒例のジャンケン大会 表彰式


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