JGFA大阪ベイライトタックルトーナメント 2003(前半戦)




橋本 公伸
ベースのウィンドワード桟橋 出廷風景 バースにアプローチ

(この下の画像はクリックすると大きくなります)

勝負は一ヶ月前から

 5月25日に、大阪ベイライトタックルトーナメントにクラブメートの伊禮さん、仲谷君と出場して来ました。 今回、出るに当たって珍しく一月前からプラ(そんなタイソウなもんじゃないよ、単にタグ打ち釣行)に出向き、色々とない頭を絞り作戦を考えました。 まずは、神戸方面と言ったらやっぱりこの人、伊禮さん。さすがです。シーバスの居所を知ってます。2度程土曜日の早朝、出勤前にわざわざ付き合ってもらいました。本当良く釣れます。良く釣らしてもらいました。ポイントから、ヒットルアーまで完璧に教えてもらいました。しかも釣れるサイズも平均50センチ以上あります。 今回のトーナメントのキーパーサイズは45センチ以上と言う事なので、こりゃ楽々キパーポイントを、キープした様なもんです。ポイントですか? 伊禮さんのポイントなので、私からはおおっぴろげに公表出来ないのですが、取り合えず六甲アイランド周辺とでもしときましょうか。もし見つけられたら ウハウハもんです。 ね、畦田さん。
 次ぎに、なんと陸ッパラーのこの私が、なんと2回もシーバス船に大枚はたいて乗ってきました。1度目はクラブメイトの(良友? 悪友?)仲谷君そしてシーバスボートのチャーターを手配してくれた友人K山氏、私、3人で堺市旧堺港から出船しました。(ボートは、ソルトアスリートR スカパーの関西シーバス研究所に出ている福島雄一朗氏の姉妹艇 ピッカピッカの新艇、デッキもメチャ広 装備も最新、キャプテンの西田氏も若くてすごく気の良いにいちゃんです。)
 まず、始めに南港の海釣り公園のすぐ沖です。 朝一のナブラ待ちでしたがでませんでした。 次に尼崎港内を何ヶ所か回りましたが、反応がありません。 最後に西宮沖の台船打ちです。これが見事に当たりました。3人で(私以外)10匹程釣れました。キャプテンに台船打ちのポイントを教えてもらいました。船の喫水を見ろと、言う事です。シーバスは船底に張り付いているので喫水の浅い船には、普通のシンキングミノーでもOK、でも、喫水の深い船にはディープダイバー系のルアーが良いそうです。要は、シーバスにルアーを見せるのが肝心だそうです。又、大型のシーバスは台船の底(海底)に居るので、バイブレーションや、クルクルで底を取って巻いてきたら良いそうです。
 なんと、作戦が出来ました。大型狙いは台船打ち、キーパー獲りは六甲アイランドです。
 2度目は、トーナメントの前日に乗りました。キャプテンに近況を聞き、明日に備えました。

小型のシーバスは入れ食い 検量風景 今回も100%リリース成功 大型のキチヌもランディング


 そして、いよいよ当日、早朝4時前に東部市場に本日のキャプテン、仲谷君を迎えに行き、いざ西宮マリーナへ。途中、芦屋の某ショップに立ち寄り必殺ルアーを買い込みました。マリーナに着くと、伊禮さんと合流。 手続き、キャプテンミーティングを済ませ号砲を合図に全艇一斉にスタートです。 当日の天候は、台風が近づいていて、次第に波風も強くなるという事で、ほとんどのボートが内海を通り深江浜方面に向かった様子。 しかし、我がスプラッシュ艇は、当初の予定通り西宮沖の台船までフルスロットルです。着いてみて予想通り、大荒れです。でもこのポイントで大型シーバスをGETしなければいけません。キャプテン仲谷君も慎重かつ大胆にボートを操船しています。また、うまい具合に潮流と風向き台船の向きも東から西へと同じです。荒れては居ますが、なんとか釣りは出来ます。 しか〜し、2つ3つと台船を攻めますが、ありゃま〜! なぁ〜んの反応も有りません。波風もますます強くなってきました。 こりゃだめだという事で、六甲アイランドへ移動です。始めの計画通りには行ってませんが、まだ開始から1時間も経っていません。まだまだ大丈夫です。 おおっ、なんとラッキー。岸壁の南面に大型のコンテナ船が2隻も停泊しています。まだライバル艇は、誰も来ていません。シーバスは岸壁に着いているのは確認済みです。もうこうなると狙いはひとつ、岸壁とコンテナ船の間です。しかし、東側はすごい波風、岸壁、船に当たった返し波で、海はバシャバシャ、ボートもロ〜リングロ〜リング。お話しになりません。と言う事で船の西側に廻りました。2隻の船の間とあり、波風もほとんどありません。こりゃ、頂き頂き。案の定、入れパク入れパク。キャップテン仲谷君も釣り易いように年に1回キャプテンとは思えないような舵捌き、また伊禮さんもボートの舳先を譲ってくれたので超大名釣り。ありがとうございま〜す。 当たりがなくなると少しポイントを休ませます。 その間、いつ気づいたのか1隻、2隻とコンテナ船周りに来ていました。しかし、私たちのボートは2隻のコンテナ船の間で、プカプカ休憩していたので、ライバル艇はコンテナ船の外側しか叩けずあまり釣れていません。(他のチームの人、ごめんなさいね。)しばらくしてまた釣り始めると、ここからがクライマックス。私に70UP、伊禮さん、仲谷君に続けて60UP。3人顔を見合わせて、「こりゃいけるで!」 ストップフィシングまで1時間を切りました。波風もきついので、引き上げる事に。ズブ濡れになりながらマリーナまで戻りました。 桟橋までもどると、松浦さんが出迎えてくれました。さすがの松浦さんも私たちの釣果にビックリされたようで、私の釣った魚が今のところトップと、言う事でした。 他船が帰って来る度に、「どうかなぁ、抜かされてないかなぁ」と、3人でドキドキしながら待ってました。 そして、いよいよ表彰式&食事会です。重量部門3位からです。ワクワクドキドキ、オォ〜ッと伊禮さんが入りました。次ぎに2位、ナァ〜ンと仲谷君です。・・・と言う事は・・・やっちゃいました。マジ優勝しちゃいました。こんな事有って良いのでしょうか。マジ嬉しかったです。いつもいつもたいした釣果も出さないのに出場させてくれる松浦大先生、早朝出勤前から釣りに付き合ってくれた伊禮さん。 年1、2回の操船とは思えないくらい見事でした舵捌き、仲谷君。本当、みんなのお陰で釣れました。勝てました。ありがとうございました。また次回もがんばります。そして今回思った事ですが、事前調査(プラ)が、いかに大切かと言う事です。行き当たりばったりではなく、その時期、その日の条件、魚の着き場を知るという事がいかに大事かと思い知らされた大会でした。
勝負は一ヶ月前から・・・


 使用タックル
    ロッド     家に有ったバスロッド
    リール    家に有ったリール
    ライン    ナイロン8ポンド
    ルアー    ラパラ7マグ(改)、CD9(改)、クルクル(改造方法はないしょ 普通のラパラじゃあまり釣れないよ。知りたい人は直接聞いてね。)
    フック     G社 トレブル19
    キャプテン 操船の上手い仲谷君(これが一番大事かも)

優勝しちゃいました♪ タグ&リリースの優勝者 表彰式



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